古文書庫◆江戸文学編(1700年代前半)◆

梅色夜話
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↓江戸(1700年代前半)↓
『風流比翼鳥』
嫉は同神前の絵馬
情は同古今の誉
恨は同途中の魂
心中は同和気知の根元
実は同義理一筋
『野傾友三味線』
木挽の夕涼み
金龍山の舟催ひ
諸法は喰に極るいく世餅
染井は俤の花畠
『野白内證鏡』
極情の卦
『野傾旅葛籠』
難波の梅は花の兄分
斟酌は最愛のおあまり


1600年代
1750〜
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■『梅色夜話』古文書庫 江戸文学編(1700年代前半)■
 ここでは、過去にブログ『梅色夜話』で公開した記事のうち、
男色文献を一種の「BL小説」としてとらえ、腐女子的視点で
解説・感想を述べたものを、加筆・修正して保管しています。


↓ 各文献詳細 ↓
■『風流比翼鳥』■
巻二 嫉は同神前の絵馬(美少年も嫉妬する)
巻二 情は同古今の誉(病に倒れた念者を支える若衆の実)
巻三 恨は同途中の魂(若衆の嫉妬。美少年キラーの罪と手腕)
巻四 心中は同和気知の根元(年の差義兄弟。衆道の「信」)
巻五 実は同義理一筋(町人と武士が入り乱れての恋模様)
備考
出版年/作者 宝永4(1707)年/東の紙子(江戸)
*男色女色優劣論。すべて男色がらみの話で構成される、男色称賛的な内容。

■『野傾友三味線』■
巻二の(三) 木挽の夕涼み(幼い容姿の陰間を呼んでの一座)
巻三の(三) 金龍山の舟催ひ(舞台子に惚れた源兵衛は、ついに彼の金剛となる)
巻四の(一) 諸法は喰に極るいく世餅(色子の花代)
巻五の(三) 染井は俤の花畠(神秘的な若衆の正体は?)
備考
成立/作者 宝永5(1708)年/西沢与志

■『野白内証鑑』■
  極情の卦(舞台子と立役と地若衆の駆け引き)
備考
出版年/作者 宝永7(1710)年/八文字自笑(京)

■『野傾旅葛籠』■
巻一の(四) 難波の梅は花の兄分()
巻二の(一) 斟酌は最愛のおあまり()
備考
出版年/作者 正徳2(1712)年/江島市笑(京)

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