すべて新窓が出ます。
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■『秋夜長物語』とは■ |
成立 |
室町初期 |
作者 |
不明(本文感想中で、「何某先生」と呼ばせていただいてます) |
*「あきのよのながものがたり」と読むらしい。
*後の稚児物語に大きな影響を与えている作品。
*天台宗の山門派・寺門派の対立を背景に展開する、桂海律師と梅若公の悲恋物語。 |
底本 | 『御伽草子』(岩波書店、日本古典文学大系38) |
■登場人物■ |
桂海律師(けいかいりっし) |
比叡山東塔の衆徒・勘学院宰相の律師(山門派)。
文武両道の三十路。 後に瞻西上人(せんさいしょうにん)と呼ばれる。 |
梅若公(うめわかぎみ) |
三井寺(園城寺とも。寺門派)に預けられている、花園の左大臣の御子息。
世を果敢なんでいるらしい、深窓の美少年。十六・七歳。
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桂寿(けいじゅ) |
梅若公に仕える童。
主の恋の成就に奔走するオテンバくん。色事に詳しい? |
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